2008.08.16
+ UbuntuとS11HTのBT-DUN成功
Ubuntu8.04とS11HTで、Bluetooth DUNを使ったEMOBILE接続が確認できた。
マシンはThinkPad X61。使ったBluetoothのUSBアダプタはPrincetonのPTM-UBT3S。これは挿しただけで認識したので、モジュール読み込みなどデバイス利用についての詳細は省略。
1. S11HTでのBT-DUN利用準備
デフォルトでBT-DUNは利用できないので、別途DUN用cabファイルを入れる(WM6_BT_DUN.cab)。
→xda-developers - View Single Post - TOMTOM GO and WM6 (DUN)
このあと、接続時に追加の初期化ATコマンドをS11HTから送るためにレジストリ変更する。ここは、本当に必要なのか自分で確認しないまま変更してしまった。「あんちぇいん - どうやらS11HTをモデムに出来たような気がする」を参考に、配布されているレジストリ設定を使った。
あと参考にしたのは次のサイト。
2. UbuntuでのBT-DUN利用準備
2.1. ペアリング
S11HTで、Comm Managerの詳細設定-Bluetoothから「新しいデバイスの追加」でUbuntuマシンを追加する。途中、PIN入力のところで、Ubuntu側のBluetoothマネージャでも入力を求められる。
ここではS11HT側から接続したが、ペアリングできればよいのでUbuntu側からの接続でも問題ないと思う。
hcitoolでS11HTのアドレス確認、l2pingで接続確認。
$ hcitool scan $ sudo l2ping <bdaddr>
2.2. rfcomm準備
/etc/bluetooth/rfcomm.confにrfcomm0の設定を追加する。
まずDUNの接続チャンネルを確認する。先に調べたS11HTのアドレスを使う。
$ sdptool search --bdaddr <bdaddr> DUN
ここでDUNの情報が出てくれば、S11HTのcabインストールができているということでもある。
rfcomm.conf修正。
rfcomm0 {
bind yes;
device <bdaddr>;
channel <channel番号>;
comment "コメント";
}
$ sudo /etc/init.d/bluetooth restart
/dev/rfcomm0ができていることを確認。
2.3. ppp準備
pppconfigでppp接続準備。
$ sudo pppconfig
対話式で設定できる。接続の作成から、プロバイダ名指定(デフォルトprovider)、動的DNS利用、認証プロトコルPAP、ユーザー名em、パスワードem、モデムポート速度(115200のままにした)、ダイヤル方式Tone、電話番号*99#、モデムポートを手動で入力(/dev/rfcomm0)。プロバイダ名がデフォルトのproviderのままにしたので、/etc/ppp/peersと/etc/chatscriptsにファイルproviderができた。
/etc/chatscripts/providerに追加の初期化ATコマンドを追記する。「OK-AT-OK "ATDT*99#"」の前に次の行を追記。
OK AT+CGDCONT=1,"IP","emb.ne.jp"
先に書いたように、S11HTのレジストリにコマンドを設定しているはずだが、ここにも書いておかないと接続できなかった。
3. 接続
$ sudo pon <プロバイダ名>
S11HTのアプリケーションですでにデータ接続していると接続できないので注意。俺はメールを定期的にチェックしているので、たまたまかち合って接続できないことがあった。
